ことばのまなび工房
一般社団法人ことばのまなび工房は、2020年に設立されました。SMILEプロジェクトの運営に加え、ことばのまなびに関するセミナーシリーズ、SPICE国際会議、I-WITワークショップの開催など、ことばのまなびに関する様々な事業を展開しています。また、ことばのまなびとITに関する研究にも取り組み、設立以来多くの成果を上げています。
連絡先
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理事
若林茂則(代表理事)

日本とアジアの英語教育・学校教育に新しい風を吹き込んでいます。
高校で英語を教えた経験を基盤に、教育・研究の両方で自分の力をできる限り活かしたいと考えています。8年間の三重県の高校での教員生活のあと、イギリスに留学し、ケンブリッジ大学で博士号を取得しました。2011年から2014年まで中央大学副学長として大学のグローバル化を主導した経験を生かしながら国際オンライン協働授業SMILEプロジェクト(別名「にこP」)を開始し、飯尾理事らと共に一般社団法人ことばのまなび工房(WILL)を立ち上げました。SMILEプロジェクトをはじめとする実践的な国際連携授業の報告には、Wakabayashi, Shigenori, Jun Iio, Kumaraguru Ramayah, Rie Komoto, and Junji Sakurai, (2023). “How ICT Tools Support a Course Centered on International Collaboration Classes,” in Keane, T. Lewin, C., Brinda, T., and Bottino, R. editors, Towards a Collaborative Society through Creative Learning, Springer.などがあります。
言語科学の研究者としては、応用言語学、特に第二言語学習者の形態論と統語論に関する知識への生成的アプローチを専門としています。日本第二言語習得学会(J-SLA)の設立会員、幹事、会長を務めました。またJournal of Second Language Studies をはじめとする様々なジャーナルの編集委員も務めています。最近の著書に、Shigenori Wakabayashi (2021). “A Principle of Economy in Derivation in L2 Grammar: Do Everything in Narrow Syntax.” Second Language Research, 37(4), 521-545. https://doi.org/10.1177/0267658319879969. https://doi.org/10.1177/0267658319879969(オープンアクセス)があります。日本語では『日本語母語話者の英語を解き明かす』(くろしお出版、2025年)、『英語教育用語辞典 第3版』(大修館書店、2019年)などを出版しています。
若林からのメッセージ
他の国の人たちと楽しくチャットして自分の世界を広げましょう。一生の友達ができるかもしれませんよ!
飯尾淳

1970年岐阜県生まれ。1994年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了。同年、三菱総合研究所入社。2009年より東京農工大学国際センター客員准教授。2011年三菱総合研究所主席研究員、2013年中央大学文学部社会情報学専攻准教授、中央大学社会科学研究所、理工学研究所研究員を経て、2014年より同大学同学部教授。2019年より同大学国際情報学部教授。人間と情報システムのインタラクションに関する研究に従事。研究キーワードは画像処理、ユーザーインターフェース、情報システムの最適化など。HCD-Net認定人間中心設計専門家、技術士(情報工学)、博士(工学)。「オンライン化する大学 コロナ禍での教育実践と考察」(樹村房)など著書多数。
飯尾からのメッセージ
SMILEプロジェクトを体験すれば、生徒だけでなく教師も国際的なコミュニケーション能力を身につけることができます。
